11/14(日)ダンサー紹介②シャンノース&オールドスタイル編

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11/14(日)ダンサー紹介②シャンノース&オールドスタイル編

2021年11月10日 未分類 0

ダンサー紹介第二弾です。今回はシャンノースとオールドスタイルについてご紹介します。

※前回に引き続き、寺町靖子さんに解説を書いていただきました。ありがとうございます!


◆シャンノースとオールドスタイルのこと

アイリッシュダンス、と聞いてオールドスタイルやシャンノースを思い浮かべる人はそれほど多くないと思います。

それは、日本ではあまり露出の機会がないことも理由かもしれませんが、とても魅力的で楽しいダンスです。どちらも、特別な靴も必要なく、道端でもパブでも家の中でも踊れる、自然体に一番近いダンスかも知れません。ほんとうに、ダンスの名人たちは歩くように自然に、そしてかなり長く踊ります。
よい音楽がダンスを躍らせ、よいダンスがまた演奏させる、そんなミュージシャンとのセッションのような楽しさをがあります。

一人で踊るソロダンスの中でもっとも古いスタイルとされるのがシャンノースです。ダンス名人のステップをパズルのピースのように集めて自分なりのステップやリズムをアレンジして即興で踊れるのが魅力で、近年アイルランドでも人気が高まっています。

余興として”ほうきダンス””ドアダンス”など小物を使ったダンスもあり、14日のコンサートではコンパネを使ったドアダンスに挑戦します。

オールドスタイルはその次に古いスタイルで、18世紀から活躍した多くのダンシングマスターが自慢のステップを生み出しました。お祭りなどでダンスのコンペティションが開催されるようになってからは、より形式美を意識して上半身をあまり動かさない独特の姿勢になりました。それらのステップやスタイルは、このあと登場する”モダンスタイル”の原型となります。

モダンスタイルについては別途書きますが、どんどんと進化するダンスとは一線を画す、古き良きオールドスタイルの愛好家も多く、彼らは”ダンシングマスターの伝統を受け継いでいる”という自負をもってステップを大切に守り踊っている、というところが他のスタイルとは少し違うかなと思います。

◆ダンサー紹介

14日には”Job of Journeywork”というセットダンスを踊ります。(曲とダンスがセットになっている、ソロダンスのほうの”セットダンス”です)
前半はモーリス・オコナー(Maurice O’Connor)からダン・フューリー(Dan Furey)、そしてセイリーン・タブラディ(Ceilene Tubridy)へと受け継がれてきたステップ、後半はセイディ・ケーシー(Thady Casey)からパトリック・オデイ(Patrick O’Dea)というダンシングマスター達によって伝えられてきたステップをメドレー形式で踊ります。
セットダンスでも登場したダンサー4人に加え、CCÉジャパンでも特に長く精力的にオールドスタイルを学び、教えてくださっている丸田智子さんにもご登場いただきます。

丸田智子 Tomoko Maruda

(寺町靖子)

https://youtu.be/4fciWt_jxvk


会場チケットについて、先日完売いたしましたが2枚分追加販売できることになりましたので再度受付いたします!予約はこちらから!

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