11/14(日)ダンサー紹介③モダンスタイル編
ダンサー紹介第三弾!最後にご紹介するのは、モダンスタイルです。
※前回に引き続き、寺町靖子さんに解説を書いていただきました。ありがとうございます!
◆モダンスタイルのこと
アイリッシュダンスを初めて目にする人のうち、その半分以上はこのモダンスタイルか、それをベースにしたショースタイル(舞台作品)ではないかと思います。私自身も1999年に初来日したリバーダンス(Riverdance)がアイリッシュダンスとの出会いでした。
その魅力は、とにかく“カッコいい!”“美しい!”そして“スゴイ!”と感嘆符がたくさん。
まるで空中に浮いているようなジャンプ、細かな足技の数々、大きく伸び伸びと動き回りながら踊る様子はとても華やかで“これぞ、アイリッシュダンサー!”という感じですね。
前回“オールドスタイル”がコンペティションで踊られるようになったと書きましたが、とにかくコンペに勝つために衣装も派手になり、より高度なステップ、テクニックが生まれ、ルールもテンポも長さも細かく決められ、進化してもはや別物になったのが“モダンスタイル”です。
地方大会から世界大会まで、コンペで表彰台に上がるために足にマメやタコを作りながら練習を重ね、筋肉や体重を気にするのはバレエダンサーやアスリートのよう。
もちろん大人になってから始めることもできますが、小さい時から習い始める方が有利なので、子供のダンサーが多いのも特徴です。
モダンスタイルはソフトシューズ、ハードシューズなど専用のダンスシューズが必要で、ダンススクールに所属するか先生について習うのが一般的です。アイリッシュダンスの“ダンス教師”や“プロダンサー”が職業として確立したのも、モダンスタイルができたおかげとも言えると思います。
◆ダンサー紹介
14日のコンサートでは、日本でも子供から本格的にアイリッシュダンスを習えるアルダースクール(Ardagh School of Irish Dance)より、ソフトシューズのSlip JigとReelを堀内はなちゃんに踊っていただきます。
(寺町靖子)
全3回にわたるダンサー&ダンス紹介、お楽しみいただけたでしょうか?イベント当日はこれらのダンサー、そしてケーリーバンドが一堂に会するイベントとなります!
バンドとしても、これほどまでにダンサーさんと一緒に作り上げていくコンサートはなかったため、とてもワクワクしております!ぜひ会場または配信にて、ご覧いただけると嬉しいです。
会場チケットについて、先日完売いたしましたが若干枚のみ追加販売できることになりましたので再度受付中です!予約はこちらから!
配信チケット・応援チップはこちらのPassmarketにて販売中!